上がっても下がっても嬉しいドルコスト平均法
「安値で買い、高値で売る」
これが投資の王道です。
しかし
「安値がいつ、いくらなのか」
「高値がいつ、いくらなのか」
リアルタイムではわからないので、
大多数の素人投資家は負けます。
安値と思いつつ
まだ安くなると思っているうちに
価格が上昇して買い時を逃してしまう。
高値と思いつつも
まだ高くなると思っているうちに
売り時を逃してしまう。
そのうち投資意欲も無くしてしまう。
そんな投資家に最適なのが
『ドルコスト平均法』という積み立て投資です。
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法とは、値動きのある金融商品を購入する場合に、定期的に一定の金額ずつ購入することにより、定期的に一定の数量ずつ購入する場合よりも有利な取得価額に分散をすることができるという投資法です。
ドルコスト平均法においては、価格が安いときは沢山購入し、逆に価格が高いときは少量しか購入しないため、平均的な取得額が分散されるという仕組みです。そのため、結果として安い平均取得価格で投資ができるというメリットのある投資法です。
相場が上昇しているときは
『ビットコインの価値が上がっている』と喜びます。
相場が下降しているときは
『ビットコインがたくさん手に入る』と喜びます。
いかがですか?
もちろんこれは『ビットコインが長期的に有望』なものという前提で、そう思えるわけですけれど。
ドルコスト平均法は必ず儲かる仕組みなのか
ドルコスト平均法を使った積み立て投資であれば、必ず儲かるのかといえば、そうではありません。
ドルコスト平均法は、あくまでも購入単価を平準化する仕組みにすぎません。
価格の下落は積み立て投資ではチャンスとなり、長期で継続していれば、上昇局面がやってきたときに利益を得る機会が多くなります。
しかし、売却のタイミングによっては損失が発生することもありますし、価格上昇の見込みがなければ、買付口数が増えるばかりで利益がいつまでたっても出ない可能性もありうるのです。
まとめ
積み立て投資は少額&長期でコツコツと資産を形成したいという人に向いている投資法なのです。
最大の利益を目指すのではなく、自分で決めた合格点を目指す投資法です。
それを支えているのが、「ドルコスト平均法」というわけです。