つるはしを売るビジネス
つるはしを売るビジネスとは何なのでしょうか。
1848年-1855年
カルフォルニア・ゴールドラッシュ
金鉱採掘者達が西部へ移動して金鉱を掘り当てたので、
そのサクセスストーリーが話題になり、
金鉱の採掘が一大ブームになりました。
そして一攫千金を夢見て、アメリカの全土や海外から
およそ30万人もの人達が集まってきました。
ところが、金鉱採掘で最も儲かったのは誰だったかと言えば、
金鉱を掘り当てた人ではありませんでした。
極少数の者には莫大な富をもたらしたのですが、
ほとんどの多くの者は夢破れて故郷に帰っていったのです。
実は、
『つるはしとシャベル』を使って金鉱採掘するよりも、
『つるはしとシャベル』を販売した方がはるかに儲かった、
というのです。
なぜなら、
『つるはしとシャベル』は金鉱採掘に絶対必要な道具だから
金鉱採掘者が増えれば増えるほど売れたということ。
そして確実に安定的に売れ続けた結果として
『つるはしとシャベル』を売った商人が一番儲かったという話です。
ではここで、ビットコインについて考えてみます。
中央集権ではない世界共通通貨として
近年急速に普及しているビットコインですが、
利用者が増えれば取引回数も増えていきます。
しかしそれが成立するのは、仮想通貨交換業者がいて
取引を仲介してくれるからこそです。
つまりビットコインが流通する為には
取引所が必ず必要であり、保管するためのウォレットが必ず必要だということです。
ビットコインを使う人がいる限り
取引所が必要であり
ウォレットが必要である。
トレードツールもあったら便利。
もしそれを提供する側に立てたら...。
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なりたいです! FXで。