消費と浪費と投資 お金の使い方を考えてみる
お金の使い方には3種類あるって知ってました?
お金を貯めよう!と思ったときに、
貯めることを考える以前に、
使うお金をまず整理し分類することで、
お金を使うことへの意識が高まり、
支出を抑制できる効果があります。
消費とは
私たちの日々の生活で、
欠かせないモノの購入や使用料など。
家賃、食費、交通通信費、水道光熱費、
通信費、医療費などが該当します。
生活において必要な出費です。
消費は、支払った金額と同等の価値や効果が期待できる支払いのことです。
浪費とは
必要以上の贅沢や、無駄遣い。
安物買いの銭失いも。
例えば、計画性のない衝動買いや
流行を追いかけただけの服飾費、
単なる愚痴だけの飲み会の費用などが挙げられます。
ギャンブルに遣うお金や、
度が過ぎた嗜好品代なども含まれます。
浪費は、支払った金額ほどの価値や効果が期待できない支払いのことです。
投資とは
株式投資や資産運用、
スキルアップのためのセミナー費、
書籍費、資格取得のための費用、
勉強代などの自己投資などが該当します。
人脈を広げるための交流会の会費なども含まれます。
投資は、支払った金額以上に価値のある効果が期待できる支払いのことであり、将来の自分のためになる支出です。
貯まる体質になる理想の割合とは?
消費・浪費・投資の割合は、
年収800万円以下位の方に対してですが、
消費・浪費・投資が「70%:5%:25%」
というところをまずは目指すのがいいです。
日常生活費70%、
お酒やタバコ、
仕事帰りのコンビニでの無駄遣い5%、
資産運用や書籍代25%
といったところでしょうか。
無駄遣いは全く要らないのでは?
という意見もありますが、
浪費も例えばストレス解消になるなど
一定の割合ではあった方がいい面もあるのです。
浪費を減らし投資にするポイント
浪費については、一定の割合で
必要であることを認識することも必要です。
なんでもかんでも、無駄だった!と、
遣ったお金のことをいつまでも
後悔しているばかりでは、
豊かな人生にはなりません。
自分なりの価値基準をもつ
浪費は完全になくならないということを前提に、
お金について振り返ることが大切です。
自分のお金を振り返り、経験を積み、
どういうときに失敗と感じるのか、
無駄だと感じるのか
自分を「知ること」が大事です。
例えば、投資の項目で挙げた
「人脈を広げるための交流会の会費」ですが、
交流会に参加しても近くに座った人とだけ
世間話や世の中の愚痴だけ言って終わったら、
振り返れば浪費ともいえます。
自己投資のつもりが、
浪費になってしまったということは
意外に多いのです。
目的意識をもつ
お金を使うときに目的意識がないと、
消費が浪費になったり、
投資が浪費になったりします。
生活に必要な衣食住ではありますが、
払った金額ほど満足感のない外食や、
見直しもせず、放置してある通信費などは
浪費ともいえるかもしれません。
逆に、お金を使うときに目的意識を
しっかりもっていれば、
浪費や消費を投資にすることも可能です。
「必要以上の贅沢」に感じられるもの、
例えば富裕層に会う時には身につけるものも
相応のものにすることで
大きなビジネスチャンスを掴むことができたり、
高い家賃に見えても
短縮できた通勤の時間を
スキルアップのために使うのなら、
それは単なる消費ではないのです。
自分にとって「何のためのお金か?」
という目的意識を持つことで、
浪費を防ぐことができる上に
生き金にすることができるのです。
良質の資産になるかどうか考える
お金を使うとき、
それが良質の資産になるかどうかを
考えて使うことも大切です。
将来価値の上がる可能性のある不動産や、
株や投資信託などへの投資もそうです。
同じ資格をとる為の自己投資でも、
その資格によって収入が生み出せるのかどうか・・
などが、良質な資産になるかどうかの視点になります。
参照:~ネットビジネスでお金と時間とココロの自由を手に入れるサイト~
同じ時間を二度と歩むことはできません。
しっかりと人生の目的を見つめて
「あの時やっておけばよかった」などと
後悔しない生き方をしたいと思います。
子供達が何かやりたいと言って来たとき
動機がしっかりしているなら
「やってみなはれ!」
と言ってあげます。
貴重な若い時間に
どんどん自己投資して欲しいですね。